当協会における「オムレツ」の定義、およびオムレツのルーツ(諸説あり)をご紹介します。
当協会におけるオムレツの定義
オムレツについて、当協会ではこのように定義しております。
オムレツとは、食べた者を幸福にする卵料理。他の食材との融和性も高く、色々な具材を混ぜて作ることもできるが、一番贅沢な食べ方は「最高品質の採れたて卵」を使用した卵だけのプレーンオムレツである。卵本来が持つ風味やクリーミーさ、ほどけるような食感はオムレツ以外の料理では実現し得ない。
また、安価で準備・片付けも楽なのに、タンパク質をはじめとした栄養価が豊富な点も特に主婦層が喜ぶポイント。「料理が出てきたときの感動」「口に含んだときの感動」だけでなく、作っている過程そのものが一つのパフォーマンスになり得るため、エンターテインメント要素を含んだ唯一無二の料理といえる。
オムレツのルーツ
またオムレツのルーツを辿ると、あまり知られていない「オムレツ」という名前の語源がわかりました。(諸説あり)
食文化というのは、前の世代から今の世代に引き継がれていくものです。
オムレツに限らず、料理のルーツをたどると面白い発見がありますし、より一層その料理に対する愛着が湧くのではないでしょうか?
オムレツについてもっと好きになってもらえたら、この上ない幸せです。
オムレツという料理が生まれたのは、古代ペルシャに遡るといわれる。16世紀フランスで生まれたものが現代のオムレツの始まりといわれており、モンサンミッシェル風オムレツ・スペイン風オムレツ・タイ風オムレツなど地域によってバリエーションが豊富。
ちなみにオムレツの語源は、その昔フランスの王様が狩りに出かけたときのこと。腹ぺこでたまらない状況になったとき、たまたま近くに居合わせた男に「おい、なんでもいいから料理を作って食べさせろ」と王様が言ったそうな。すると男は目にも止まらぬ速さで卵をかき混ぜながら加熱調理し、王様に提供した。その美味しさもさることながら、驚異のスピードに驚いた王様が「ケム・オ・ム・レスト!(なんてすばしっこい男なんだ!)」と叫んだそう。
それがなまって、オムレツという料理名になったという歴史がある。(諸説あり)
食文化というのは、前の世代から今の世代に引き継がれていくものです。
オムレツに限らず、料理のルーツをたどると面白い発見がありますし、より一層その料理に対する愛着が湧くのではないでしょうか?
オムレツについてもっと好きになってもらえたら、この上ない幸せです。