About us 九州オムレツ協会について

Vision 協会が描く理念とビジョン

協会が描く理念とビジョン〜オムレツで朝の食卓に笑顔を届ける!〜
ホテルの料理人をしていた頃、毎朝300人のお客様を相手にモーニングの卵料理を作っていました。
コロナのない時代でインバウンドのお客様も多く、360度オープンになっているキッチンで
お客様の目の前で仕上げていく卵料理の数々。
フライドエッグ、フレンチトースト、エッグベネディクト…その中でも一際お客様の目を惹きつけた料理が
オムレツだったのです。
お客様の好みの具材を聞いて、熱したフライパンで具材に火を通したら一気に卵を流し込む。
いちばん得意だったオムレツは、お客様の目の前であっという間に姿かたちを変えていき、用意した白いお皿にたどり着く。
オムレツで人々にワクワクや喜びを与えて、笑顔になって帰ってもらう。こんな原体験が、今の活動の原点になります。
今は、料理教室で子どもたちに食のきっかけの場を作ったり、SNS発信を通して料理の魅力を伝えたり。
あとは、地元福岡の催事出店やマルシェに出てオムレツのレッスンや販売をしております。
最初は、ただ自分の得意を披露したい、喜んでほしい。そんな動機でオム活(オムレツ活動)に取り組んでいくなかで、あるときホテル時代の朝の情景が目に浮かびました。
「オムレツ作りを通して、関わる人が一人、また一人と笑顔になっていく。そんな笑顔の輪がオムレツを通して広がってゆけば、
今まで取り組んできたオムレツ活動が、社会から必要とされる時がいつか来るんじゃないか」
そういう思いに辿り着きました。
-理念-
「今日一日を笑顔からスタートできる世界にする」
-ビジョン-
「オムレツで朝の食卓に笑顔を届ける」
一般社団法人九州オムレツ協会 代表理事 松本歩
About us 協会が描く理念とビジョン〜オムレツで朝の食卓に笑顔を届ける!〜
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【協会のこれから】
みんなでオムレツ作りにチャレンジしてみよう♪2021年12月現在、73回オムレツの料理教室や催事出店等イベントを企画開催してきました。約600人の方にオムレツを振る舞い、150人の方にオムレツレッスンをしてきました。
オムレツ作りの楽しさや奥深さ、オムレツでしか表現できないふわとろ食感やその魅力を伝えるべく活動してきましたが、これからは同じ思いで、関わる人を笑顔にすべくオム活に励む仲間を増やしながら、オムレツでつながる人と人との輪をもっと広げていきたいと思っております。
「オムレツで関わるみんなを笑顔に!」
2022年は、みんなでオムレツ作りに取り組むことで社会貢献につながるような活動を推進してまいります!
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【無料です】
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【ヒト×まち×食で、文化を作る】
なぜ、日本オムレツ協会ではなく九州オムレツ協会なのか?なぜ「日本オムレツ協会」ではなく「九州オムレツ協会」なのか。
協会設立時、多くの方々に聞かれた質問です。その答えは、「オムレツを文化にするため協会を作った」
「共通の帰属意識を持って理念に向かっていくのに”九州”という言葉がぴったりハマった」からです。私は、「オムレツを朝の食文化にする!」を合言葉に、そんな世界の実現を目指して協会を設立いたしました。
私は考えました。どんな要素がそろった時に新たな文化が生まれたり、文化の醸成が促されるのか。
歴史から学び、確実にわかっていたのは、「自由と平和のある時代に文化は進んでいく」ということでした。
そのことから、今の時代を生きている私たちは文化を作る・推進することができると再確認しました。考え抜いてたどり着いた一つの答えは、「理念に共感した人々の協力が、協会の発展には必要不可欠」だということです。
ただ、協力するだけではダメなんです。「なんかよくわからないけど、あいつ頑張っているから手伝ってやるか」では
付き合いでの協力だから1回きりで終わってしまい、続いていかないんです。そして、理念に共感して「あいつを手伝ってやるか」と動き出してくれた協力者同士も、仲良く協力してもらう必要があると考えました。
協力者Aさんと協力者Bさんが仲悪かったら代表理事と関係性が良くても歪みが生じますよね。。。だから、オムレツ以外で「共通言語」というか、共通の帰属意識を持てる何かが必要と考えました。
それが、「九州」なんです。ここが、「日本」ではなく九州オムレツ協会である理由なんです。例えば、食のイベントで「九州を盛り上げましょう!」と言って九州各地の生産者に営業回って出店依頼したらどうですか?
九州を愛し、地元の食を愛する人間はわかると思います。
「九州を一つに」「九州の魅力を全国に伝える」なんて言葉はぶっ刺さるし、前のめりに協力してくれるイメージが明確にできるわけです。一方で、同様の取り組みを日本全体で、日本各地の生産者に「日本を盛り上げましょう」って言ってついてきてくれるかというと、、、
微妙だと思うわけです。
なぜ、そう思うかというと、今の20〜30代の多くは「日本」という一つの括りに帰属意識を感じていないからです。そう思うからです。いい車に乗って、いい企業に就職して、みんなでTVを見るという高度経済成長期の頃には、「国民的ヒット曲」「国民的人気番組」という
概念があったと思います。(まだ生まれてないのでこんな表現ですが。)でも、今はネットの普及やSNSのハッシュタグに代表されるように「繋がりたい人とだけ繋がれる」時代なので、みんなで一つのことをやる時代ではなく
各々好きな方向を向いて進んでいる時代だと思うわけです。
そんな時代だからこそ、各々が好きな方向を向いていても一つの旗印に向かって進んでいく共通言語みたいなものが必要でした。それが「九州」でした。この協会の発展が、九州の発展につながる=生まれ故郷への恩返しになるというのも活動推進への原動力でした。
九州に良き文化を残していくために、精一杯活動を推進してまいります!